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20160921 「キーワード 読書日記 006」(前回の004は005の間違いでした)
ブック・レポ 02・7・14
「おはぎ人生」 野村とみ著 1995・4・25初版
イエローページ発行(札幌市北区北7条西6丁目キタノビル 011-707-5261)
・早起き:朝というより、夜中に起きて働く、朝市で誰よりも早く起きた
・(仕事の計画を立てるため)日記をつけた
224 人生に幸せはない、だからみんなが追いかける。もし、それがあるとすれば、「生まれてきたこと」と「生きていること」=生きているうちに何かしょうとする勇気が湧いてくる
- お金を借りたら、返す。そのために全身全霊を傾ける。
- 工場管理者は自衛隊の退職者が最適
- 父の言葉「泥棒と人殺し以外なら何でもよいから日本一になれ」
- 見てほしや ほめてほしやの 花ならば 深山に花ぞ 咲かなからまし
=花が咲くのは、人に褒められるためではない、もし褒められるために咲くのならば、なぜ、深山にも花が咲くのか
憂きことの なおこの上も積もれかし 我がある身の 力試さん
=どんなに忙しくても、きつくても、苦難も、どうぞきてください、そういう気持ちで生きてきた
- 台湾の英先生「それは、素晴らしい。日本一のおはぎ屋になりなさい」
217 十勝管内池田町本社 十勝製餡株式会社 レストラン「豆地蔵」
172 (やくざでも)どんな時でも心は通じる。大きな勇気も必要だ。
- 子供達に「王様になりなさい。王様は悪いことをする必要がない。」すべての子供達が、私を含めてみんな信頼し合っていることが最もうれしいことのひとつです。
- 手作りの道具で、手作りの味をだす。リスクもある、それをカバーするのが熟練した道具と、自分に一番合った道具なのです
97 津軽弁をノートに書いて勉強
・ヤミ米買い:お客の便利を考えて仕事をする
・家庭の味(おはぎ)を作り続けた
・子供のために必死に働く、生みの親、育ての親(想う)、義理の親の面倒を見る
- 平成3年「おはぎの思い出」(作文)募集 230人応募
キーワード⇒早起き、家族、日記(思い、望みを書く)、勉強、一つの商品にこだわる、出会いと励まし、お客の求めることをする
⇨ この本「おはぎ人生」 野村とみ著 は北海道で池田町で買いました。
「十勝のおはぎ サザエ」の創業者の本です。
ワインとステーキがついて一泊2食で3000円ぐらいの「とほ宿」 で読みきりました。
その後、北九州市の「卵家」の経営者の笠田和代さんにお店を案内していただいたお礼で(この本の著者と同じ女性経営者ということもあり)贈呈しました。
学ぶことの具体的な心構えと方法がとても身にしみました。
今、この本は手元にはありませんが、「あるものを失うことは、それを永遠に所有することだ」の言葉通り、この「おはぎと私」は私の心に残る名著になっています。
写真(本文とはあまり関係がありません):仙台市泉区朴沢地区 田んぼの拝所
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20160919 キーワード読書日記 004
ブック・レポート
「海馬 脳は疲れない」池谷祐二、糸井重里 朝日出版社 02・6・20刊
19 手を動かすこと:脳を使うことにつながっている
23 よくわかる、おもしろい=伝える側と受け取る側がうまく交流できた状態
24 海馬と扁桃体:感情的に好きなものを、必要な情報とみなす
32 どんなことがあっても、真っ白にならない⇒考え続ける自分を信じる
40 実行のとき:ストッパーをはずす方法と前に進む力を伸ばす方法がある
46 頭いい人=もっといいものなら取り入れる用意がある人
47 宗教は、人間が関係性を欲しているから存在する
50 前に学習したことを生かせる能力:つながりを感じる能力=30歳過ぎてから伸びる=経験メモリー
60 神経細胞同士の神経回路=都市とその間をつなぐ道路 地図と交通
62 動物と人間の神経細胞の違い=関係性、ネットワークのパターンが異なる
61 神経細胞は使えば使うほど密になる
72 脳は疲れない、考え続ける、いったん忘れるのは効率わるい、考えたまま違うことをする、区切りの良い所から2・3行書いて休憩をしたほうがいい
112 脳の能力は、情報の保存と処理
114 経験メモリーの蓄積は、べき乗で増える
142 情操教育:扁桃体を活性化=感情を豊かに、音楽・恋愛・好きなこと・・
146 タクシードライバー:海馬大きい=新しい道、沢山の人との出会い、新鮮な刺激・・
150 退屈な時に何をするか、無情報の中から新情報を見出す、自分で事件を起す=それが自分のエクササイズ、そこから生まれた遊びを、大衆化して商品化するのが僕(糸井)の仕事
152 旅が頭を良くする、空間情報が海馬に刺激を与える、移動を想像するだけでも効果有 「かわいい子には旅をさせろ」
⇒旅による能力活性化成功事例:中谷健太郎(湯布院亀の井)、桐島洋子、沢木耕太郎、へミングウェイ、ピカソ、永六輔(知らない横丁を曲がることが旅)、その他多数の留学生・放浪者など、ビジネス系では、船井総研のビジネスツアー、ストアコンパリゾン、視察調査旅行など ごく当然
⇒外に出ないで成功した事例「屋内海馬刺激法」の発見の方が大事かも
161 できるプロは、素人の何気ない不満足を敏感に察知して、自分の側の問題点を積極的に改良
166 ストレスたまったら⇒新しい価値観=別の可塑性を持ち込む
新しい価値観をもとうとしない人とは一緒に仕事したくない
175 旅は脳(海馬)を鍛える、海馬が発達していると、新しい環境はストレスではないと伝える、新しいことを処理する能力に長けている、胃潰瘍になりにくい
176 創造的なことをしたければ、画一的なことをしたがる脳に対し挑戦する必要有
176 自分の悩みを解決するには:他人の悩みだと思う=全部を失わないでいようなんてむしがよすぎる⇒トレードオフについての正当な判断
179 研究=調査のための道具・装置を見つけるための研究
192 やる気をどう出すか:実際にやってみる=自己興奮、作業興奮=側坐核
208 自分に対して報酬があるとやる気が出る、内発的達成感、
209 最初と最後に仕事がはかどる:時間を細かく区切る
226 イニシアチブは受け手が持っている:神経細胞のつながる鍵
受け手としての磨かれ方、受け手が活発であれば関係は築かれる
⇒ダメな先生はいない、ダメな生徒がいるだけ
235 クリエイティブ:認識を豊富にして、ネットワークを密にしていく
237 頭の悪い人=頑固な人
240 ルールがあってそこから逸脱するから面白い
⇒古典芸能などの修行法「修・破・離」
254 他のことへ向かう可能性を捨てれば、特定のひとつのことに抜群に秀でることができる
265 解決すべき問題を、ひとつずつ紙に書いてみる
271 できる・できないは、本人が決める
272 自分が宣言する、自己認識、いったもん勝ち=脳の安定化:言ったことに安定する
277 誇り:完成したものを持つ=自信
人生の目的を考えた方が、人生の楽しみを見つけられる
278 インターネット=やりかけに見えるが、ここまでは考えた
281 聖書、論語:子曰く・・考えの途中のまま発表する方法論
284 天才:脳の考えのつなぎ変えをやりつくすほどの動機を持っている人
288 心とは、脳が活動している状態
人の本質は、変化(経験、学習、成長、老化)=可塑性=外界に反応しながら変容する自発性=個人が潜在的な進化の可能性を秘めている
290 人の生産的な活動:つながりの発見、試行錯誤・探求と失敗の繰り返し
人生は編集作業、過去の文化遺産を受け入れて、付加価値を加えて未来に引き渡す・・言葉、科学、料理・・だからこそ、プロセスを楽しめ
291 外部にアンテナ:入力なくして出力なし+新規な視点の付加=個性の顕れ
⇨ たくさんありますが、役に立ちそうですか?
写真(本文とあまり関係ありません):鳴子温泉 早稲田の湯入り口です
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20160918 「キーワード読書日記」004
「就活は1日200ページの読書から始めなさい!」
20 最も身に付けるべき力は「面接力」=人間力=授業、レポート、研究
26 留学生の意欲と野心 語学力
30 未知の教養:多視点思考、たくさんのうろこが落ちる体験
33 判断力、意思決定力=自らリスクを負って行動
41 一ケ月以内に影響を受けた大人がいるか? 濃密な時間を過ごしているか
43 ブックリスト作成:署名、著者、引用、コメント、10冊分。友人同士推薦
47 年間読書量100冊以下の学生は、問題外。競争に参加できない。レポートに本の中の好きなフレーズを引用する
53 質問に対し0.5秒で答える=場を活性化
55 当事者意識を持つ。Take part in 役割を担う、メモをとる
76 ストップウォッチ、30~60秒で自分の意見を述べる訓練
90 ニーチェ「ツァラトゥストラ」必読、高校生「心」、「山月記」
122 英語:60分英語だけで会話。英語リスニングを100回繰り返し聞く
137 一定水準以上の自己基準を守る:精神科医は欠席・遅刻しない
141 東京モード学園:就職率100%。自己責任の徹底。プロフェッショナル養成機関。白鳳は出稽古の鬼=大学の外にいるプロにぶつかっていく
147 大学時代1000冊読破=知識水準が変わる
160 冬休み中・何か一つ特訓=身体、読書、高齢者の話を聞きまくる
168 秋元康 仕事基本は「自分の興味のあることをやる。結果は後から」
199 コミュニケーション:自己認識と他者認識を交互に行ない、瞬間的に言語を意志で伝達し合うこと。活字力重要=専門書、新書、ダイヤモンド、東洋経済、WEDGEを読みこなす
205 活字力アップ=記事スクラップ+自分のコメント➡100個以上作る
211 偉人伝を読む
214 エントリーシートでは失敗とそこからの解消・克服と学び
241 1年生活字力トレ:週5冊(新書中心)、「悩む力、「35歳までに読むキャリアの教科書、「13歳のはラーワーク、「デフレの正体、「高校生のための経済学入門、「スティーブ・ジョブス驚異のプレゼン、「人を見抜く技術、「日本電産永守イズムの挑戦、「人を動かす・・
⇨ 人は人を、エトス(性格、倫理、生活姿勢) 〉 パトス(情熱、想い) 〉 ロゴス(合理性、知力、生産性)の順で評価するのだと思います。
写真(本文とあまり関係ありません):松本市「工芸の5月 クラフト市」
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20160918 キーワード読書日記 003
「ストーリーの作り方」野村カイリ著 新紀元社
1 ストーリー:
コア・ストーリー:何が+何して+何となる 主体・行動・状態
コア・ストーリーの抜き出し:桃太郎が、鬼退治して、錦を飾る
エピソード(逸話)順番付け。人物の出自、環境、性格などを示す
2 アイデア
・物語を作る➡記憶・経験➡感動作品の分析➡適用・応用
・主人公➡キャラを考える➡記憶・経験➡感動作品の分析➡適用・応用
- 疑問からスタート➡なぜ危険を冒すのか➡恋人を救うため➡どんな危機か
- 観賞後の気分は➡幸せになる
- 状態A・平穏➡出来事・時間経過・事件➡状態B・騒動
- キャラクターから考える:履歴書と現在の生活
- 舞台、場所から考える
- アイテム(小道具)から考える:三題噺
- 世界設定から考える
- 5W1Hから考える
- 構成から連想する:日常➡異変➡エピ1➡エピ2➡対決・山場➡大団円
3 ストーリー
- 箱書きでエピを整理整頓:細かいアイデアを付け加えていく
- 場面(シーン)
- 起承転結、序破急
- 冒頭エピソード:007、寅さん、メインストリートとサイドストーリー
- 出来事の連鎖
- 絶対的支配者=時間、因果律(生命、引力、人情)
- モンタージュ:カットの順番による意味付け、時間の並べ替え
- 行動させる、動機付け
- モデルを基にストーリー:歴史上の人物・織田信長の様々な面
- 韓流恋愛ドラマ:男女+恋愛につきものの出来事を山ほど重ね+近づいたり離れたりを山ほど繰り返す=偶然・誤解・意地の張り合い・すれ違い・相手のために身を引く、過去の失敗・トラウマ・仕事・ライバル・親との確執」等の恋愛イベント +キャラ・舞台・アイテム・台詞・カメラワーク
- 小道具を使い切る:「失われたアーク」のトラックは、車の前後左右上下を使い切ってアクションシーンを撮っている
- 作品は必ず「最後まで仕上げる」:①表現せずにはいられない②他の人に読んで欲しい③書くことがとにかく好き
- 作品を完成させる訓練:俳句➡短歌➡ショートショート➡中編・・
写真:仙台市泉区朴沢地区「つかい川(農業用水)」。土側溝です。蛍飛びます。
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20160918 「キーワード読書日記」ブックレポート002
J.ヤング「アイデアのつくり方」
原理
・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ
・組み合わせを導くのは、事物の関連性を見つける才能に依存することが大きい(事物と事物の関連性を探ろうとする心の習性が大切、好奇心・探究心)
方法・手順 1〜5
1資料の収集:特殊資料(売りたい商品と顧客)と一般的資料
2資料を心の中で手を加える:組み合わせる、思いつきをメモする、関係性を探す。言葉の意味を考える
3孵化段階:問題を消化する、放棄する、無意識の中に置く、劇場や映画を見るなど想像力を刺激する活動
4アイデアの誕生:生まれたての赤ん坊と同じ、優しく取り扱う
5アイデアを具体化:人の批判にさらす、展開させる、現実的な要求に沿う
⇨アイデア本の古典。精神医学や社会学の本等、幅広い教養やあらゆることに対する好奇心がアイデアのもとになる。フリーマガジン「熱風」のサブタイトルは「スタジオジブリの好奇心」。
写真:仙台東照宮から宮町を望む
就活ガイドブックを作る
20160622
大学の講義の一環で、大学生自身が作る「就活のガイドブック」の授業をしています。
「現場主義、本音、前向き、楽しさ、分かりやすさ」を基本に発信したいと思っているけれど、できるかしら?
やってみましょう。
写真は、震災後3年目の仙台市東部の「貞山運河」
自然の回復力の強さを感じました。